2011年04月04日

『血に非ず』

『血に非ず 新・古着屋総兵衛 第一巻』、佐伯泰英、新潮文庫、2011年2月1日


とうとう、新シリーズ開始です。

前回、この新シリーズの開始を知ったときに、「大丈夫か?」って思ったのですが、案の定ですよ!

と言う訳で、『続きを読む』以降で、若干ネタバレを含みつつ(多分)感想なぞを。

先に他人の意見を読んでしまうと、途端にテンション下がって読むのが嫌になってしまう方は、ご注意下さい。







読み終えて、いや、読んでる最中に十代目が出てきた時に、


そこであのネタ拾いますか!おぉ(゚ロ゚屮)屮


と思いました。前シリーズで(っても、もう若干記憶が薄れていますが^^;)、ある意味完全に放置されていた箇所だったので、第一部完にしたのは嘘じゃなかったんだなと思いました。


しかし、九代目は結局助からず。

直系の血筋は、生まれついての悪。

遠戚の番頭は、十代目就任拒否。


そこへ、交趾で六代目総兵衛勝頼とソヒの間に生まれた子の子孫(六代目からはひ孫にあたる)今坂勝臣の登場。

気品もあり、人の上に立つ器もある、と長老達と番頭は喜ぶんですが、正直個人的には、怪しいと思っていましたw

秘密を知ってるのは確かに血筋の証なんでしょうし、羽織と脇差を持ってれば証拠が揃ってる訳で信頼してもいいはずなんでしょうけれども、船隠しに案内させて、更に勝臣が乗ってきたイマサカ号を入れた瞬間に一族が皆殺しになり、実は船の名前も「イカサマ号じゃ!」とかってなるんじゃないかと、読み終えるまでずっと疑ってましたww

や、船の名前は冗談ですが(一瞬本気で読み間違えたんですけどね)、その位のこと企んでるんじゃないか、と読み終えた今でも若干疑ってます。


それが、十代目に就任してから急に言葉遣いも偉そうになり。
まぁ、元々が公子な訳ですし、鳶沢一族の頭領が丁寧な言葉を喋っていては示しがつかないんでしょうが、いきなりすぎてちょっと違和感がありました。

六代目勝頼は、自分の中ではかなりがっしりした体型の、鬼平をやっておられた中村吉右衛門さんのような頭領のイメージでしたしねぇ。
勝臣はどっちかって言うと、まだ若干ほっそりした感じのイメージがあるので、言葉遣い的にもちょっと違和感があります。
この辺りも段々慣れて行きますかね。


ともあれ、百年ぶりに影様からも呼び出しがあり、大黒屋の正体を掴もうとあれこれと躍起になっているみたいですし、これからどう展開していくのか楽しみです。
また交趾に行ったりとかもあるのでしょうか。


4101380465血に非ず―新・古着屋総兵衛〈第1巻〉 (新潮文庫)
佐伯 泰英
新潮社 2011-01

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posted by detti at 10:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする|
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